「記事を書き終わったけど、どうやって納品したらいいの?」
「納品前に気をつけることはある?」
Webライターの仕事を初めて行う方にとって、記事の納品は緊張する場面ですよね。
きちんとできていないと、クライアントに迷惑をかけるかもしれない...そんなことを思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、 Webライターの納品方法を解説します。
納品時に気をつけるポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
「Webライターをやっているけど単価が上がらない...」
「Webライターなんて本当に稼げるの?」
このように思っている方は、努力の方向性が間違っているかもしれません。
Webライターで収入を上げるには、「あるポイント」を意識する必要があります。
こちらの記事で解説しているので、将来のためにぜひ参考にしてください!
Webライターの納品方法【契約の種類ごとに解説】
Webライターの納品方法は契約の種類ごとに異なります。
それぞれ解説します。
クラウドソーシングの納品方法
Webライターの仕事では、クラウドソーシングをよく使います。
代表的なクラウドソーシングは以下の2つです。
- ランサーズ
- クラウドワークス
クラウドソーシングの場合は、以下の流れで記事を納品します。
完了報告をした後、お互いを評価すると報酬が振り込まれます。
直接契約の納品方法
直接契約の場合は、クライアントと直接やり取りをします。
納品には以下のツールを使うことが多いです。
- Slack
- ChatWork
- Eメール
基本的な流れはクラウドソーシングの場合とほぼ変わりません。
納品後は指定された日時までに契約書を送付します。
Webライターが納品する記事の形式
納品する形式にはいくつか種類があります。
それぞれ解説します。
Googleドキュメント
Googleドキュメントは、無料で使える文書作成ツールです。
Googleアカウントがあればすぐに使えます。
僕の場合、ほとんどの案件はGoogleドキュメントで執筆・納品しています。
URLを送るだけでファイルを開くことができ、共有も簡単です。
案件で指定されることは多いので、使えるようになっておきましょう。
Word
Wordは、Microsoft Officeアプリのひとつです。
クライアントによっては、Wordでの提出を求められることもあります。
OfficeアプリなのでWindowsだと問題ありませんが、Macだと使いづらく感じるかもしれません。
MacでMicrosoft Officeソフトを使う方法もありますが、料金がかかります。
僕の場合はWordで納品する案件は避けているので、あまり導入の必要性は感じていません。
しかしWordを使えないと案件の幅を狭めることになるので、余裕のある方は導入しておくのがベターです。
WordPress
WordPressは、Webサイトの更新管理を簡単にするためのシステムです。
案件によっては、WordPressに直接入稿する形式で納品することがあります。
WordPressを扱えると単価を上げやすくなるので、操作方法を覚えておくとよいでしょう。
WebライターがWordPressを勉強する理由についてはこちらの記事で解説しています。
ただしWordPress案件には注意点があります。
表やリスト、画像挿入などの機能は使いやすいですが、慣れていないと作業に時間がかかります。
テーマを使っていることもあるので、それぞれの場合で対応が必要です。
Webライターが納品時に使用するツール
Webライターが納品時に使用することの多いツールは、以下の3つです。
これらのツールは納品場面以外のコミュニケーションでもよく使うので、それぞれどのようなツールなのか覚えておきましょう。
ちなみにすべて無料です。
Slack
Slackは、使いやすさが魅力のビジネスチャットツールです。
社内のコミュニケーションを円滑にするために導入している企業も増えてきています。
Webライターとして活動するなら、必ず一度は使うことになるでしょう。
今後導入はマストです。
ChatWork
ChatWorkもよく使われているチャットツールです。
シンプルな操作性で使いやすいのが魅力です。
コメントの編集もできます。
ちょっと話は逸れますが、ChatWorkでは請求書先払い(ファクタリング)サービスも提供しています。
ファクタリングを行うと資金繰りをしやすくなるので、副業・フリーランスの方は知っておくとよいでしょう。
ファクタリングについてはこちらの記事で解説しています。
Eメール
Eメールを使ってやりとりすることもよくあります。
仕事で使うメールについて、「有料の方がいいの?」と思う人もいるでしょう。
結論、フリーメールで十分です。
特にGmailはGoogleアカウントと結び付けられるので、使っている人も多いです。
Gmailを使うときは、仕事用とプライベート用は使い分けるようにしましょう。
なお、メールでのやりとりの際はビジネスマナーに気をつける必要があります。
納品前に確認すべき5つのチェック項目
記事を書き終えたら、納品前に以下の項目をチェックしておきましょう。
これをサボると、信用面が大幅マイナスです。
記事の内容以外の部分で評価を下げられるのは非常にもったいないので、丁寧にチェックしましょう。
レギュレーションを守っているか
記事の納品前に、レギュレーションを確認しておきましょう。
レギュレーションとは、案件における「ルール」のようなものです。
レギュレーションを守っていないと、不信感につながります。
きっちり守ることが大切です。
記事の品質は保っているか
記事の品質についても要確認です。
これらの条件を満たしていない記事は、残念ながら「低品質」という評価になってしまいます。
仕事として記事を書く以上は「プロ」と見なされるので、記事の品質にはこだわりましょう。
納品形式に間違いはないか
納品形式に指定がある場合、確実に守ることが大切です。
「これで納品してください」という指定を守らないと、当然印象はよくありません。
とはいえ、納品形式に指定がないこともあります。
その場合は、自分から「Googleドキュメントで納品する形でよろしいでしょうか」などと確認するのがベストです。
指定を一切確認せず、自己判断で納品形式を決めつけないようにしましょう。
納期に間に合うように提出しているか
記事の納品は、納期に間に合うようにしなければなりません。
納期=初稿提出日ではなく、クライアントが「これでOK」と認めるまでの締め切りのことです。
修正対応も行う必要があるので、納期当日に出すのはアウトです。
納期に遅れるのはWebライターというより、社会人としての常識を疑われます。
信頼関係を築くことも仕事のひとつなので、納期については慎重に考えておきましょう。
アクセス権限は共有しているか
アクセス権限の共有も、納品前に欠かさず行うべき作業です。
ちょっとしたことでもクライアントの信用を失う可能性があるので、アクセス権限の共有は確実にできているか注意しましょう。
Googleドキュメントの場合、ファイルを開いて「編集」→「一般的なアクセス」から権限を設定できます。
リンクを知っている人全員にすると、情報漏洩のリスクが高まります。
どちらの方法にするのか、先に聞いておくのがベストです。
まとめ
Webライターの納品方法には以下の3種類があります。
- Googleドキュメント
- Word
- WordPress
案件を行う際には、クライアントに納品方法を確認しておくことが大切です。
納品時は緊張するものですが、回数を重ねるごとに慣れてきます。
記事を書き終えたら、5つのチェックポイントを意識して丁寧に確認を行いましょう。
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