あなたは「無料」のプログラミングスクールがあるのを知っていますか?
無料って・・・、本当に大丈夫なの?
プログラミングが無料で学べるのなら、めちゃくちゃいいじゃん・・・と思うかもしれませんが、実は「無料」には裏があります。
そこで今回は、無料プログラミングスクールがなぜあるのか、その仕組みを解説していきます!
無料スクールの隠れた秘密を知って、入学後に後悔しないように気をつけましょう。
無料プログラミングスクールはなぜ可能?
「無料」って怪しいですよね。何か裏があるのでは・・・とか。
でも安心してください。履いてますよ。じゃなくて、ちゃんと理由があります。
受講料タダが可能なのは、多くの場合スクールが企業と提携しているからです。
受講生を提携先の企業に紹介することで、スクールは紹介料を受け取ります。
これにより経営が成り立っているのです。
企業は技術を身につけた人材を確保できる、スクールは紹介料を得られる、そして生徒はタダでプログラミングを学べる上に就職まで保証されています。WIN-WINどころか三者WINですね。三者WIN池崎です。イエエエエエエエエエエイ
無料プログラミングスクールの仕組みがざっくり把握できたでしょうか。
ただし、無料には条件がある場合がほとんどです。
どのような条件を満たせば無料になるのか見ていきましょう。
無料プログラミングスクールの落とし穴
無料スクールは企業と提携していて、生徒を紹介することで利益を確保している、ということがわかりました。
それなら安心なんじゃないの?
でも実は、ちゃんと知っておかないと損してしまうかも・・・
「無料」という響きはすごくお得な感じがしますが、実は落とし穴があります。
きちんと知っておかないと損してしまうかもしれません!
無料スクールで気をつけるべきはどんなところなのかを見ていきましょう。
無料にならない場合がある
まず第一に、無料にならない場合があることを理解しておきましょう。
じゃあ無料じゃねーじゃん!
なぜ「無料」と言っているのに無料にならないかというと、スクールによっては条件が設けられているからです。
無料スクールの条件は大きく分けて以下の二つがあります。
- 就職・転職の成功で無料
- 就職・転職の失敗で無料
就職・転職の成功で無料となるスクールの場合、生徒が就職した際にその企業から紹介料を受け取ります。
企業に生徒を紹介できなければ紹介料を得られないので、その分の代金は生徒からもらうのです。
これが就職成功で無料となる仕組みです。
逆に失敗で無料となるスクールは、先に保証金などを支払います。
生徒が就職できなかった場合には返金という形で無料になります。
就職活動をきちんとしていなかった場合には無料とならないので気をつけましょう。
保証金が要るって、「無料」と言うにはちょっと微妙な気がするよね・・・。
希望する企業に行けない
無料スクールの場合、就職先の希望が通らない可能性があります。
就職のしやすさなどから判断して希望しない就職先を紹介されたらちょっと凹みますよね。
しかも、スクールが指定した企業を選ばなければ無料にならないこともあります!
就職先が限定されるかもしれないことを認識しておきましょう。
SESの可能性がある
スクールの形態を取っておきながら、SESの研修をさせているという場合もあります。
SESというのは、簡単に言えば技術者の派遣サービスのことです。
SES自体は悪いものではありませんが、業界の体質的にブラック企業が多いという現状があります。
人材不足の解消のためにスクールから流入させている場合もあることを理解しておきましょう。
年齢制限がある
多くの無料スクールには年齢制限が設けられています。
就職のしやすさを考えると、ターゲットになるのは20代の層ですよね。
30代となると、就職や転職は厳しいのが現実。
年齢により受講が制限されることも覚えておきましょう。
無料プログラミングスクールのメリット
ここまで、無料スクールの落とし穴を解説してきました。「無料スクールはやめた方がいいのかも・・・」と思うかもしれませんが、もちろんメリットも存在します!
無料でプログラミングを学べる
無料プログラミングスクールの最も大きなメリット、それは無料でプログラミングを学べることです。
基本的にプログラミングスクールの受講料は高額です。出費を嫌って独学でプログラミングを学ぶ人もいますが、独学の場合はスキル習得に時間がかかりすぎるので非効率的です。
その点、無料のスクールなら費用をかけずに良質な知識を身につけられます。
就職・転職サポートが手厚い
無料プログラミングスクールの多くは就職・転職の意思がある人を受講の対象にしています。
このため、就職や転職のサポートが手厚いこともメリットです。
独学だと自分の力量を図るのは難しく、就職に不安を感じてしまいます。
無料で業界について詳しく知れるのはとても大きいですよね。
無料プログラミングスクールの選び方
プログラミングスクールの選び方は、無料でも有料でも基本的には同じです。
もっとも大切なのはそのスクールが自分に合っているかどうかです。
プログラミングスクールの選び方はこちらの記事で解説しています。
無料プログラミングスクールのおすすめ【完全無料のみ】
ここまで、無料プログラミングスクールの仕組みや条件、メリット・デメリット、選び方を解説してきました。
「返金保証とか就職が条件とかそんなんいいから!完全無料はないの!?」と思うかもしれません笑。
そこで、初期費用や面倒な条件がなくて完全無料なスクール4選を紹介します!!!
ぜひ自分に合いそうなスクールを探してみてください。
ZeroPlus Gate
ZeroPlus Gateはプログラミングスクール「ZeroPlus」が現在行っている無料キャンペーンコースです。
1ヶ月間、無料でWeb制作を学ぶことができます。
期間限定のため、興味を持ったらいますぐ申し込むことをおすすめします!
もっと本格的にWeb制作を学びたい!という方はこちらから受講や無料相談が申し込めます。(※本受講は無料ではありません)
ZeroPlusは僕も実際に受講しました。本当におすすめできるスクールです!
ZeroPlusが気になる方はこちらの記事も合わせて読んでみましょう。
0円スクール
0円スクールはIT業界に就職したい人を対象にしたプログラミングスクールです。
プログラミングスキルだけでなくビジネスマナーも教えているので、就職希望の方には最適です。
受講条件として18歳〜35歳の年齢制限があります。それ以外に条件はないので、受講しやすいのではないでしょうか。
プログラマカレッジ
プログラマカレッジは就活に直結したスクールで、完全無料で入学できます。
無料になる仕組みは企業からの紹介料によるものですが、プログラマカレッジが他と違うのは就職先の多さです。
なんと3500の就職先があり、高い就職率を確保しているからこそ完全無料で学べるのです。
Proto System School
Proto System Schoolも条件なしの完全無料スクールです。
無料スクールでは珍しく希望者のみ転職サポートが受けられます。
システム開発コースかネットワークエンジニアコースのどちらかを選べるので自分の将来に近い方を受講しましょう。ネットワークエンジニアコースではCCNA資格を取得できます。
まとめ
無料のプログラミングスクールには条件があり、無料にならない場合や初期費用がかかる場合があります。
「無料」という言葉に飛びつかず、受講条件などを必ず確認するようにしましょう。
また資金に余力があるなら有料のスクールを視野に入れてみてはどうでしょうか。有料ならではのメリットも確実に存在しますから。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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