プログラミングの学習方法には「独学」と「スクール」という2つの方法があります。
学習を始めたばかりの方はどちらの方法を選ぶべきか、判断が難しいのではないでしょうか。
スクールに通った方がいいのかな?でも、意味ないとかよく聞くし・・・。
そこで今回の記事では、「プログラミングの学習は独学とスクールどちらが良いか?」ということを解説していきます。
独学とスクールにはそれぞれメリットとデメリットが存在するので、両方の特徴を知ってどちらがいいのか選ぶようにしましょう。
プログラミングの学習は独学とスクールどっちにすべき?
プログラミングの学習について、「独学は挫折する!」とか、「スクールなんて通っても意味ない!」と意見が分かれるところです。
独学とスクールの両方にメリットとデメリットがそれぞれ存在するので、自分に合った学習方法を選択しましょう。
プログラミング独学のメリット
自分のペースでOK
自分のペースで勉強していけるのが独学のメリットです。
無理せず続けられるので、学習に疲れたら自由に休んでもOK!
のびのびできるのは気楽ですよね。
マイペース、大事!
お金がかからない
学習費用がかからないことも独学のメリットです。
プログラミングの教材は書籍やネット教材などの種類があります。
特に初心者はProgateやドットインストールなどプログラミング入門用の教材がおすすめです。
自走力が身につく
自走力を身につけやすいことも独学のメリットです。
プログラミングの独学はわからないことを自分で調べなければなりません。
そのため自走力が嫌でも身についていきます。
自走力はすごく大事。ググって解決する力を伸ばしていこう
エンジニアやコーダーはわからないことを調べて解決する能力が必要です。
実務にあたってはコードを書く時間よりも調べ物をする時間の方が長いということも。
独学だとこのような「自分で解決する力」を身につけやすいのです。
自信がつく
自信をつけられることも独学のメリットです。
独学の結果、自分の作りたいものが作れるようになれば自信になります。
独学とは人に頼らず自分の力だけで勉強をすること。とても厳しい環境です。
そんな環境で決して諦めず、作りたいものが作れるようになれば喜びもひとしお。
ものすごく自信をつけることができます。
プログラミング独学のデメリット
挫折しやすい
挫折しやすいことが独学のデメリットです。
プログラミングの挫折経験について、「侍エンジニア」というプログラミングスクールがアンケートを実施しました。
その結果、「挫折を経験したことがある」と回答した人の割合は87.5%に上りました。
実に約9割の人が挫折経験があることになります。
学習方法は独学が最も多く、60%ほどです。
問題を解決するのが難しい
学習がなかなか進まず行き詰まりやすいことも独学のデメリットです。
プログラミングの学習でもっとも時間がかかるのは「エラーの解消」です。
初心者のうちは手探りで調べ物をしなければならないので、どうしても時間がかかります。
1つ解決したら今度は別の問題が・・・、なんてことも多々あります。
その分、エラーを解決した時の達成感がすごいけどね!
スキルの習得まで時間がかかる
独学の場合はスキル習得までに時間がかかることがデメリットです。
言語により難易度が違うのでひとまとめには言えませんが、
独学の場合、プログラミングスキルの習得に必要な学習時間は1000時間だと言われています。
このため思うように学習が進まず諦めてしまうということもよくあります。
方向性を間違えやすい
独学だと学習の方向性を間違えやすいこともデメリットです。
プログラミングを扱う仕事はWebに関する知識が不可欠です。
しかし独学だと誤った知識を身につけても自分で気づくのは困難です。
学習の方向性を間違えてしまうと不要な部分に時間をかけてしまうなどのデメリットもあります。
プログラミングスクールのメリット
ハイレベルな知識が身につく
プログラミングスクールではハイレベルな知識が身につきます。
体系的にまとまった知識を得られるので、理解が深まります。
独学では気づけない部分もカバーしやすいです。
カリキュラムとしてまとまっているから、方向性を見失わなくて済むんだね!
スキル習得の時短が可能
スキル習得までの時間を短縮できるのもプログラミングスクールのメリットです。
一般的にプログラミングスキルの習得かかる時間は独学だと1000時間と言われていますが、スクールで学習する場合は200〜300時間程度に短縮できます。
時間をお金で買うみたいな話だね!
スキル習得の目的がお金の場合、長く時間をかけると機会損失につながります。
習得までの時間を早くすれば損失を防げます。
プロのエンジニアから教えてもらえる
プロのエンジニアから教えてもらえるのもプログラミングスクールのメリットです。
スクールの講師を勤めるのは現役のエンジニアや元エンジニアなどです。
現場で働いた経験のある人が教えると実務に即した知識を得られます。
実践に近い形で教えてもらえるのはありがたいですよね。
就職や転職のきっかけになる
就職や転職のきっかけになることもプログラミングスクールのメリットです。
就職・転職支援が充実しているスクールは数多くあります。
将来はプログラマーやエンジニアになりたい方はスクール通ってみるのも良いでしょう。
Web業界は初心者が飛び込むにはややハードルの高い世界です。
スクールで業界の常識などを学ぶと就職・転職活動を有利に進められます。
プログラミングスクールのデメリット
費用が高い
費用が高いことがプログラミングスクールのデメリットです。
プログラミングスクールは平均すると約20万〜30万円の費用がかかります。
20万・・・そんなに払えないよお
比較的安いスクールでも数十万円する場合も。
これからプログラミングを始めよう!と思っても、これだけのお金を急に用意するのは難しいですよね。
悪徳スクールが存在する
悪徳なスクールが存在することもプログラミングスクールのデメリットです。
悪いところだと他人の著作物を教材に使用していたり、生徒に正しい知識を与えないまま案件を獲得させたりというケースがあります。
悪いスクールに入会しないように、スクールの選び方をしっかり学んでおきましょう。
プログラミングスクールの選び方はこちらの記事で解説しています。
必ずスキルが身につくとは限らない
必ずスキルが身につくとは限らないこともプログラミングスクールのデメリットです。
大前提として、プログラミングの学習は自発的に行うものです。
スクールに任せっきりの人はスキルが身につかないことを理解しておきましょう。
またスクールによってはカリキュラムの質が良くない場合もあります。
まとめ
独学・スクールどちらをとっても良い部分と悪い部分があります。
自分にとって最適な方法を選んでいきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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